研究について
老化は避けられない運命ではありません。阿部養庵老化研究所は、老化を「制御可能な生命現象」として捉え、最先端の科学に基づく多角的なアプローチで研究を推進しています。
研究コンセプト
阿部養庵老化研究所は、享保16年(1731年)から続く阿部家の「人々の健康を養う」という使命を受け継ぎ、最先端のジェロサイエンス(老化科学)研究に取り組んでいます。
私たちの研究の特徴は、「伝統×科学」の融合にあります。東洋医学には、病気になる前の段階で兆候を捉え介入する「未病」の概念や、身体を一つのシステムとして捉え全体のバランス・調和を重視する思想があります。この東洋医学的な思想を、最新のデータサイエンス、バイオテクノロジー、AIで実現することが、私たちのアプローチです。
伝統
東洋医学の思想
- 未病
- 全身の調和
- 養生
科学
最先端技術
- データサイエンス
- バイオテクノロジー
- AI
阿部養庵老化研究所の独自アプローチ
「体内情報流の最適化による超調和」5つの重点領域
細胞老化とセノリティクス
老化細胞の蓄積は、加齢関連疾患の主要な原因の一つです。私たちは、老化細胞がどのように蓄積し、周囲の組織にどのような影響を与えるかを研究しています。
- 老化細胞の蓄積メカニズム解明
- セノリティクス(老化細胞除去薬)の開発
- SASP(老化関連分泌表現型)の制御
エピジェネティクスと老化
DNAの塩基配列を変えずに遺伝子の発現を制御するエピジェネティクス。加齢に伴うエピジェネティック変化を理解し、制御することで、老化プロセスへの介入を目指します。
- DNAメチル化時計の研究
- ヒストン修飾と老化
- エピジェネティック・リプログラミング
代謝・栄養と老化
食事や代謝は、老化プロセスに大きな影響を与えます。カロリー制限、間欠的断食、特定の栄養素が寿命や健康寿命に与える影響を研究しています。
- カロリー制限の分子メカニズム
- オートファジーと老化
- 腸内細菌叢と老化
再生医療と老化
加齢に伴い幹細胞の機能は低下し、組織の再生能力が衰えます。幹細胞機能の維持・回復を通じて、組織・臓器の若返りを目指します。
- 幹細胞の老化メカニズム
- 組織再生の促進
- リプログラミング因子の応用
デジタルヘルスとAI
ウェアラブルデバイス、ゲノムデータ、電子カルテなどの膨大なデータをAIで解析し、老化の予測・予防に活用します。
- 老化バイオマーカーの同定
- 個別化された老化介入
- デジタルツインによる予測
研究チーム
上村 望
Ph.D.
専門は老化生物学。細胞老化のメカニズム解明とセノリティクスの開発に取り組む。
宮田 裕章
慶應義塾大学教授
浦野 友彦
国際医療福祉大学教授
共同研究
阿部養庵老化研究所は、大学、研究機関、企業との連携を積極的に推進しています。老化研究という複雑な課題に対して、分野を超えた協力が不可欠と考えています。
学術連携
大学・研究機関との共同研究プロジェクト
産業連携
製薬企業・ヘルスケア企業との共同開発
国際連携
海外研究機関とのグローバルな研究ネットワーク
オープンイノベーション
スタートアップ・ベンチャーとの協業
共同研究のご相談は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせ